ついに終劇を迎えた進撃の巨人ですが、私は単行本派だったので6月9日にその最後を読むこととなりました。
長い間話を読んできた者としては感慨深くもあり、また、寂しくもある終わりでした。初めて出会ったのはまだ私がドイツに留学していた頃でした。ここでネタバレはしませんが、このような物語を描くことができる諌山先生は本当にすごい方です。
特に私は民族差別についてドイツで実体験をした人間であるため、その描かれ方に何度心をかきむしられたような気持になったかわかりません。
また、今回のマンガにも描いたように彼にもかなりの影響を与えたようでありました。彼はコニーが好きだそうです。
ライナーやベルトルトなどはドイツ語の名前であり、他にもたくさんのドイツ語の名前を取り入れ、舞台のモデルをネルトリンゲンというドイツの街にしてくださったことでたくさんの方がドイツに興味を持ってくださったと確信しております。また、初期のテーマソングにはたくさんのドイツ語が含まれており、こちらも個人的にとても喜ばしいことでありました。
思うところはたくさんあるのですが、キリがないため拙いですが一旦こちらを感想とさせていただきたく存じます。
壮大な物語とそれを取り巻くテーマ、連載と言う形でこの時代にこの漫画をリアルタイムで読むことができ、感謝しております。諌山先生、ありがとうございました。
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